眠り猫〜日光東照宮

栃木県にある日光東照宮には色々と有名な彫刻がいくつかあり代表的なものとして知られているのは「見ざる聞かざる言わざる」の三猿なのですが、もうひとつ有名な彫刻として眠り猫と言うものがあります。

 

眠り猫には色々な伝説や考察があるのですが、ポイントとなっているのは眠り猫が飾られている場所です。実は日光東照宮に眠っていると言う徳川家康の霊廟の入り口という一番大切かつ重要な場所にあり、その意味から「不浄なものは鼠一匹通さない」ために配置されているのではないかと考えられています。

 

ですがそのような意味合いを持っている割には安らかに眠っている様子であることから、平和の象徴として描かれているのではないかとも言われています。と言うのもそもそも日光東照宮に刻まれている動物のほとんどが平和の象徴としての意味を持っていますし、眠り猫の裏側には雀の彫刻があり、眠り猫が起きてしまうと雀が食べられてしまうためあえて眠らせることによって平和の象徴として描かれているのではないかとも考えられているのです。

 

眠り猫,日光東照宮